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楽しいレジャーが、悲しいことにならないように・・・
離岸流(リップカレント)について、もう一度勉強するべきなのかもしれません 海上保安庁によるリガン竜のページ

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御宿へ行こう その2



御宿遠征2日目は、春の嵐でした。

東京は最高気温が10度に届かないとか。 こちら御宿でも13度程度です。 オンショアが強く吹きつけ、雨がサヤンテラスの窓を叩いています。 

海を見ていると一人のサーファーがチャレンジを始めました。 押し寄せる波々をかぶる度に大きく浜へ戻されています。 海に入って2〜3分。 いや1〜2分で上がってきました。 そのまま駐車場の方へ戻っていきます。

いくらなんでもあきらめるのが早くないですか? 着替える手間を考えたら、せめて20分はがんばってもよいのではないでしょうか? まあ、なにかあったのかもしれません。

しばらくするとまた一人入っていました。 今度の人はちょっと沖まで行けています。 おっ テイクオフ! ぐしゃぐしゃの波につぶされてすぐに水没です。 沖を一瞥して上がってきます。 ああこの人も諦めちゃうのね。

ところがこの人、駐車場ではなく堤防の方へ歩いていきます。 そしてそのままもう1度海へ。 堤防にそって沖へパドルしていきます。 きっとそこがカレントなのでしょう。 ただ上から見ている限り、テトラポットに叩きつけられそうで怖いです。 あれは真似できない。 

その人はゲットに成功して、ぐしゃぐしゃの波でなんとかショートライドを繰り返していました。


午後、風雨はさらに強さを増して、波もそのサイズを大きくしてきました。 風はオンショアのままですが、なんとなくショルダーの張った波も見受けられます。 よし! 行ってみよう!

堤防の横ではない場所で、カレントらしきところを探して海に入ります。 歩けるところまで歩いて行きます。 そこからセットの通過を待って、一気に沖へ出るつもりです。

しかーし しかし セットではない普通の波でも、容赦なくぼくの体を浜へ押し戻そうとします。 おっとっと ゆらいだ体を支えようと海底に足をつきさすようにふんばります。

なんとなく波が鎮まったところでパドル開始です。 行ったるぞー

けれども波はすぐさま元気を取り戻し、つかの間の平和は終わりを告げたのです。 1回目のドルフィン。 濁った海水にボードがかすんで見えます。

2回目 3回目 波は次々とやってきます。 まだ元気なので、ひたすらドルフィンを繰り返します。 

いやあ 出られねえなぁ 浜を振り向くと案の定ほとんど進んでいません。 ボードから降りると足がつきました。 1回休憩です。

堤防の方をちらりとも見ますが、やはり怖いのでやめておきましょう。 まわりの潮の流れを観察します。

波に翻弄されている動画です。



藤沢代表として、すぐさま諦めるわけにはいきません。 しかし沖に全く出られません。 結局1時間もがいたのみで二日目の御宿遠征は終わったのでした。


夜には雨も止んで月が出てきました。 風向きも変わりそうですし明日が期待できます。




今回の動画も写真もサヤンテラスからです


 




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御宿へ行こう その1



ぼくが勤めている会社は、4月5月に圧倒的にひまになります。 そんなことから有給はこの時期にいっぱいとれやってことになっているので、休みをとってサーフィン遠征に行くことにしました。

場所は御宿です。 御宿はぼくがサーフィンを始めたきっかけとなった海です。 46歳からのサーフィン第一話 泊まるのはオーシャンビューのサヤンテラスです。 このホテルはビーチに面していて、テラスから出ることができます。 

チェックインの手続きをしていると、フロントの方は以前鵠沼に住んでいらしたというサーファーさんでした。 今は一の宮に移住したそうです。 オリンピックの影響もあるのか、近ごろは千葉の海も結構混んできたそうな。



今回の部屋は5階でした。 窓からは御宿の浜を一望できます。 波は… 残念ながらももぐらいでダラダラしています。 数名海に入っていますが、ほとんどがショートライド。 気分はあがってきませんが、ちょこっと行ってみましょう。



まずは館内を探索して、海への出方や部屋への戻り方を調べることにします。 1度来たことがあるのですが、その時の記憶だと、地下に更衣室やシャワーがあったはずです。

地下に行ってみるとありましたありました。 その更衣室に注意書きがあります。 ボードを持って館内を歩いてはだめとあり、でもここにボードを置いておくこともだめとあります。 どうしましょう? フロントのサーファーさんに訊きに行きましょう。

訊いてみたところ、ウェットで館内は移動してよいと。 ボードは短いなら持って歩いてもよいそうですが、まあケースがあるので入れることにしました。 ビーチからテラスに上がるところにシャワーがあるので、そこで足の砂だけ洗ってから入ってくればよいとのことでした。

どうすればよいのかわかったので部屋に戻って準備をします。 準備をしながらどこに入るか海をにらみます。 いちばんよさそうなところはレギュラーにきれていて、二人がまわしているようです。 あそこにおじゃまするのは遠慮しておきましょう。 

ではどこに? けっこう、この部屋の真ん前が、誰もいませんが右に左にきれている時があっておもしろそうです。 嫁にあそこに入るよと告げて部屋を出ました。

浜へ降りてみると、上から見て思っていた以上に波は大きく、腰ぐらいはあります。 水は? 冷たくないかなぁ 波情報だと水温は湘南よりも温かいとなっていました。 

ほとんど歩いてラインナップと圧倒的に横着です。 ボードにまたがり波を待ちます。 セット以外の波はとうてい乗れそうにありません。

1本目はグーフィーでした。 5階の部屋から見ていた時は、ここはレギュラーがよさそうかなと思いましたが、ついついテイクオフしやすいグーフィー側にポジショニングしてしまいがちです。 ほんの少し滑って波の力がなくなります。

まあこんなもんだろうと思っていた数回後に、やはりグーフィー方向にテイクオフしました。 左の斜面はまだゆるやかです。 アップスンとパンピングの中間のような動きを繰り返して左へ左へと進みます。 

軽くトップターンらしきものを織りまぜながらまだ進みます。 おおこりゃロングライド。 嫁はちゃんと見ていてくれているでしょうか。 インサイドで波がつぶれたスープになってライディング終了。 これは今日のコンディションとしては上々ではないでしょうか。

気分がよくなって沖へ戻っていく途中に、右の堤防の際でスピードにのって滑っている人が視界に入りました。 おっ あんなところにいつのまに。 いる場所のこともあわせて考えると、きっとローカルのうまい人に違いありません。

このあとそこそこ楽しんだ1時間と、なんだかテイクオフしても続かない40分で今日の波乗りを終了としました。 あがってみるとリーシュを外すのに上半身をかがめることすら、いっぱいいっぱいな状態。 なるほどこれではうまく乗れないはずです。 今日はゴルフのラウンド後でしたし、さすがに疲れているのでしょう。

凍えた足首の刺すような痛みに、ちょっと眉をしかめながらサヤンテラスへ戻っていったのでした。

さてこのサヤンテラス。 ウェディングパーティーなども行えるホテルであって、食事もおすすめです。





ただし団体の貸し切りが多いみたいなので、予約できるかはあなたの運次第。

予約できなかった場合はどうするのか? 心配いりません。 サヤンテラスから100mほど離れたところに、鶴乃寿しというお寿司屋さんがあります。 前回の御宿遠征でも今回も行ってきました。 おいしいです。



さらにその半分くらいの距離に、天丸というお好み焼き屋さんもあります。 ここは一度も入ったことがありません。 次回の御宿遠征ではおじゃましてみようと思っています。


朝食はすごくシンプルなバイキングです。 シンプルですがただそれだけではないのがサヤンテラス。 テラスで食べられるのは当然ながら、部屋に持って帰って食べるのもビーチに持って行って食べるのもオッケーです。

御宿遠征を考えたらサヤンテラス。 覚えておいて損はありません。


 



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せっかくだから茨城の海



「46さん 今度、茨城で○○装置の交換があるんですけど、対応可能でしょうか?」

仕事上のお客さんから、そう訊かれたのは去年のことだったでしょうか。 

「もちろん大丈夫ですよ」

そう答えながらぼくの頭の中には、

(茨城? ○○装置の交換って2時間ぐらいで終わるじゃん 終わったら久しぶりに茨城の海に行ってみっか(ニシシ))


その仕事がようやく明日行われることになったのです。 久しぶりのサーフィン遠征に、忘れ物がないように準備をします。 

「ブルアント行くぞ!」

なんて声をかけながらブルアントをボードケースにしまおうとしたら、チャックがしまりません。 幅がひろすぎるじゃん… おまえは留守番だ! ニューフライヤーが出動です。

茨城の海は冷たいからなぁ ここ数年使っていないキャップも引っ張り出して鏡の前でかぶったりします。 

グローブもブーツも用意して、海からあがったあとの水をペットボトルにつめて準備はおおむね完了。 どこに入るか、明日の天気と波情報を調べることにします。

明日は一日中北風が吹くようです。 茨城の海岸線はだいたい東か東北東を向いているようなので、北風はあまりよろばしくありません。 千葉の飯岡あたりが風は合いそうですが、せっかく茨城行くのに千葉まで降りるのはもったいないなぁ

どこにしようかなぁ といろいろ検索していると、知恵袋的なサイトに迷い込み、さらに飯岡や茨城のローカルのきつい話なんて見ちゃったりして軽く憂鬱になったり。 そして決めきれないまま12時を過ぎたので眠りの世界へ。


「すいませんね こんな遠くに半日仕事で お疲れさまでした」

「いえいえ これから茨城の海で遊んで帰るんで お疲れさまでした」

冗談を言っているのかと、あまりぴんときていない顔のお客さんに別れを告げて現場を離れました。 時間は12時です。 さてどこへ行こうか波情報を確認します。

【大貫 モモ】

う〜んモモじゃなぇ

【とっぷさんて 肩 アウトからジャンク】

ジャンクかぁ

一方千葉はオフショアですが、ショルダーが張らずにトップのみのだらだら的な状態です。 点数はよくて20点程度。 まあこれならどこに入ってもファンウェーブとはなりそうもないので、せっかくここまできたのですから茨城に入ることにしましょう。

スマホのgoogleマップで行くべき海を探索します。 大洗の下あたりから南下して、海の状態をチェックすることにしました。

小一時間走って海沿いの道にきました。 交通量の少ない広い道を走っていると、海水浴場の案内看板があります。 ここを見てみましょう。

狭い道を進んでいくとその先に海が見え始め、急な下り坂をブレーキをかけながらゆっくりゆっくり降りていくと目の前に多くの波が打ち寄せる海が広がっていました。



「誰もいないよ」



まとまりのない波の海を遠く右も左も見渡すのですが、入っている人はおろか歩いている人すら見当たりません。

乗れそうなショルダーが張る波ができるところがないか観察します。 なくはないですがロングライドは期待できそうにありません。 今日はどこもこんな感じでしょうから、ここで入ってしまってもいいなぁ とも思いますが、もう少しほかのところを見てみるのも悪くないでしょう。 

広い道まで戻ってさらに南下します。 すぐに海水浴場の看板があり、今度はそこそこ広い道へと案内しています。 行ってみましょう。 

先ほどと同じように、海までは下り坂です。 坂を下りきったところは、海の家的なものが何件か建ち、想像以上ににぎやかなところでした。 いや、夏はにぎやかなのでしょう。 今は人の気配もありません。 

広大な駐車場を横目に、その奥へ進んでいくと、鹿島灘海浜公園の入り口に到着しました。 トイレもあるし駐車場は広くてタダだし、ここで海に入ることにしましょう。

ボードにワックスを塗ってから着替えます。 久しぶりに着るお着換えポンチョ。 海からの風が冷たい。 そそくさとセミドライを身にまとい、ブーツを装着。 グローブとキャップはやめておきましょう。 そんなに長い時間入るほどの海の状態ではありませんからね。

久しぶりの茨城の海なので記念写真を1枚。



そして誰もいない海に入っていきます。 思ったより冷たくないかも。 昨日ローカルがきついとのネットの情報を見て憂鬱になったのがまったくの無意味な無人の海を沖へ沖へと進んでいきます。

手を入れてみると、やっぱり水が冷たいのがわかりました。 できるだけ頭は入れたくないな。 波の上を超えるように沖へ向かいます。 先週スノボで痛めた左肩が痛い。 

波がひんぱんに割れるところに到達すると、波の上を超えることができなくなったので、仕方なくドルフィンスルーをしました。 うひゃあ 冷たい。 

2発、3発とドルフィンを重ねていくと、頭が割れるように痛くなってきました。 ううう やっぱりキャップはかぶるべきだったかも。

それらしきところにきたのでボードにまたがります。 浜から見ていた時は乗れそうに見えた波ですが、ここにきてみると乗れそうな波は全然きません。 おかしい・・・ あんだけドルフィンしたはずなのに、割れる波がこない。

ちょっと沖に出すぎたかなぁ とじゃっかん浜側へ移動。 すると乗れそうな波が到来。 にやりとしながらパドルを開始します。 左肩が半端ない痛みです。 顔をしかめながらもここで乗らないともう無理な気がしてパドル続行です。

波にボードが押され始めたので上半身を起こし下半身を引きつけようとして、右モモつけ根に痛みを覚えました。 これもスノボでアイスバーン気味のところをバックサイドでボードをおさえながら滑り続けて痛めたものです。 痛くてボードをコントロールできそうもありません。

立ち上がることができずにそのまま斜面を滑り降り、波が崩れるのに巻き込まれるように水没。 う〜ん これが限界か?

その後も乗れそうな場所を探して移動を繰り返すも、いい波は来ず。 右モモのつけ根の痛みに加えて、なんだか右キャンタマも痛くなってきました。 モチベーションはだだ下がりです。 

30分ほど海に入っていましたが、どうこうなる体のコンディションではないので上がることにしました。 残念ですが今日は負けです。

お着換えバケツに入ってペットボトルの水を浴びるのは何年ぶりでしょう。 海からの風が身に沁みます。 真冬でも裸で水シャワーを浴びていたぼくはもういません。 家に帰ってお湯シャワーを浴びるのに慣れたぼくはもうすっかり養殖サーファー。 

野生に戻れる日はくるのでしょうか?






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春一番 春二番



今年も春一番が吹きました。 当然のことながら海はグチャグチャだったようです。 夜のうちに北風に変わりました。 荒れ狂った海はその北風によって波の大きさはそのままに、荒々しさだけを鎮められて朝を迎えたのでした。

今日は現場は府中で直行です。 昨日の南風のおかげで、最低気温は6度。 バイクに乗れます。 ぼくの基準では5度以下ではバイクに乗りません。 体冷えるんで。 集合時間は9時。 7時半に出れば間に合うということは、ちょいと海に行く時間があります。

夜明け前に海に到着。 波でかし。 セットは頭あります。 ブルアントだと沖に出るのがつらいかも。


しかしこのブルアント。 浮力たっぷりに見えますが、それほどでもありません。 タブレットの5'10ぐらいです。 ドルフィンも超連発でなければいけます。 浮力を生かしてパドルは速いので、ゲットも楽々です。

肩サイズはこのブルアントでは初めてですので、ついに真価が問われるところです。 いや? このボードの適正サイズは胸だったかな?  まあ細かいことは気にせずレッツサーフです。

一発目はセットのグーフィー。 やべえ 立てねぇ テイクオフのスピードに耐えきれず、右手でボードをつかみながら膝立ちで滑っていきます。 すぐに同じようなことをレギュラー方向でも。

その後立ち上がるも、レールを入れられずに曲がることができません。 サーフィン始めて2年目ぐらいに戻ったかのようです。

「下手だァ」

ニューフライヤーやパワークエストだと、レールを入れなくても、うりゃって感じで向きを変えられるのですが、このブルアントはそうはいきません。 やっばい こりゃ 1から出直しだ。

そう感じた春一番でした。




春二番が吹きました。 春一番と同じように次の日は波が整っています。 そんな日にまた現場直行です。 しかも集合時間は11時。 今日はしっかり海に入れます。 

今日のテーマ
ターンの際の軸足への体重移動

家を出る前にウォーミングアップがてら、体重移動の体の動きをシミュレートします。

海に到着。 今日も波がでかい。 セットで頭はありそうです。 ふくれあがった波のてっぺんが冷たく強く吹く北風にあおられて、白い飛沫をその後方に吹き流しています。 



遊歩道は例によって砂に埋もれています。 いつもよりひどいかもしれません。 砂に埋もれた国です。



海に入ると波数はそれほどでもないので、セットのすきまをついて難なく沖にゲット完了です。


軸足への体重移動を意識しながら一回目のテイクオフ。 グーフィーです。 右足のかかとに加重して上半身をひねります。 見てるようで見えてないのか、いつもはっきりしないバックサイドの波。 一気にクローズしそうな気がするのでこのままプルアウト。 波を超える時にボードから体が少し浮き上がり足がボードから離れます。
 
こんな時に、ボードを足に密着させて、軽く波の斜面から飛び出すようにプルアウトしたいんですけどね。 こんなところでも、ボードをコントロールできていないのが露見します。

またまたグーフィーにテイクオフ。 波を駆け下りる先の左に人がいます。 外側を巻くようにターン。 波の斜面に戻らなきゃってがんばったら、そのままプルアウトしそうなところまで。 波のトップでボードとの一体感を失いながらふわふわするも、なんだかボトムに向いたのでダウン。 おぼつかないけど気持ちはいい♪

レギュラーにテイクオフ。 斜面の高い位置をキープしようとつま先に加重します。 こらえきれずにレールが抜けそうになり、ボトムへずり落ちていくのに抗うように海面に右手を少しだけ差しこむ。 行く手にはサーファーの背中。 その向こうには昇り始めたオレンジ色の太陽。

ほどなく前を行く人とぼくを分かつように波がブレーク。 オレンジ色の泡に呑み込まれるようにワイプアウト。 短いライディングだったけど気持ちはいい♪

ショルダーの張った波が多い朝の2時間を満喫して仕事に向かいました。 ラッシュを過ぎてるから現場までの1時間半の電車をずっと座れるじゃん! 毎日こんなんだったら人生天国だね☆


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ダンパーと小波と海の神



2017/1/31
湘洋中前
晴れ
腰 セット腹
セミドライ ネックウォーマー

さきおととい休んだばかりですが、また休むことができた火曜日の早朝です。 今日も前日荒れ狂ったオンショアで上がった波が、オフショアで整えられているはずという想定です。 サイズダウンする前にと、今日も日の出前から出動です。



海に到着するとさきおとといにタイムリープしたのかと思わせるワイドな波。 少しでもいいところを探そうと、江ノ島方向へ移動します。 しかし浜辺の遊歩道は、強烈なオンショアによって運ばれた砂に完全に埋もれています。 さすがのビーチクルーザーでも、こいで進むことができず降りて押していきます。

100mほど行くと、遊歩道の砂はすっかり取り除かれていました。 藤沢市の砂対策事業は大変なものだろうと思われます。 住民税を納めているぼくは、その恩恵を受けて自転車に乗ることができました。

なんとなくキレ目のある場所を発見。 自転車をとめて浜におりていきます。 シルエットの江の島を眺めながらカメラをセッティング。 しかしまだ暗いので撮影は無理かなぁ 三脚を立てるだけ立てて海へ入ります。

それにしてもワイド。 大きめの波は危なくてチャレンジできません。 小波のキレ目を狙うしかありません。 それでもテイクオフしてワンターンの途中に波にのみこまれるのが精一杯です。

波を待ちます。 強いオフショアがぼくを沖へ沖へと押しています。 耳が冷たすぎる。 湘南にモジモジ帽子はいらないだろ と普段は思っていますが今日は必要でした。 しかしあれってもう少しかっこよく作れないものなのでしょうか。



小一時間もすると日が登り、あたりも明るくなってきたので、カメラをまわしに一旦浜に上がります。 砂の冷たさが何かの拷問のようです。 録画ボタンを押して撮影範囲を確認しながら海に戻ります。 冷たいはずの海の水がぬるま湯に感じます。

それから数十分、波に翻弄されます。 まとまりきらない波は小波と中波のセットできます。 後ろの中波に乗っても、斜面から降りると小波の背中で先へ進めません。 

小波と中波がインサイドで重なり合うと光の速さで掘れ上がり、衝撃的な落差をともなう巨大ダンパーへと変貌をとげます。 巻き込まれたら一巻の終わりです。

小波狙いもむずかしく、これは無理だろうなと思った小さなうねりが、自分の直前でほどよくふくれあがり優しくキレていくのを歯噛みをしながら見送ることも数度。


ほとんど乗れない時間が続いたので1度仕切り直すことにしました。 カメラを見に戻ろうとカメラの位置を確認するも、その姿が見えません。 まさか盗まれた?

高いものではありませんが、ぼくにとっては大事なもの。 ちょっとめげつつ戻りながら考えます。 盗まれたのでなかったら? 倒れているのでは?

倒れているカメラを見つけて安堵。 強烈なオフショアにやられたようです。 今度は倒れないように足を砂に埋めます。 カメラの正面の海は無人になっていたのでそこに入ることにしました。

下はそこで撮った動画です。 ヘッポコです。 乗ってる瞬間は「ヒュー」とか言っていたのですが、見るとほんの瞬間の出来事ですね(笑) 加速させようと両腕を振り回しているのですが、その様がなんともヘッポコです。 



これを撮影したあと、沖でブレイクし始めたのでそこへ向かいます。 この辺だったよなと止まったさらに先にロングの人がひとりいるだけです。 すぐに大きな波が来ます。 トライするも少し厚めでテイクオフには至らず。 ぼくをおいていった波の向こうにこれから入ろうとする人の姿が見えます。 

またすぐに大きな波がきました。 これも乗れず。 でもまたきます。 大波ラッシュです。 これに乗れたらさぞ気持ちの良いことでしょう。 でもボードは走り出すことなく波は去っていきます。

さっき見えた人が近くまできていました。 ルックスうまそうなおじさんです。 この人が来る前に1本は乗っておきたかった。 乗れないところを何度も見られたに違いありません。 おじさんはぼくよりピーク側にポジショニングしました。 うん うまいから仕方ない。 知らないけど。

今まで数度トライして1度もテイクオフに成功していません。 今いる場所で、おじさんが乗らずにぼくが乗れるような波がくるとは思えません。 でもすぐおじさんよりピーク側に移動するのもなんだしな。

波がこない時間が少しあり、なんとなくゆるんだ空気が海の上に漂い始めました。 よし今だ。 おじさんの横をゆったりパドルして、ピーク側へと移動します。 なんならどピークからだっ! よーしここからなら乗れるだろう!

それから何十分たったでしょう。 波はまったくと言っていいほど入ってこなくなりました。 きても小さなうねりだけです。 おじさんは海を鎮める神だったのでした。


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