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楽しいレジャーが、悲しいことにならないように・・・
離岸流(リップカレント)について、もう一度勉強するべきなのかもしれません 海上保安庁によるリガン竜のページ

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負け犬退散



平日の休み。 セット頭の西部P前です。 空は青空。 オフショアできれいに割れています。 出勤前に入っていた人たちが仕事に向かい、ラインナップもじゃっかんまばらになってきました。

グーフィーでリップもどきに未完成なカットバック。 それでも最近なんだか乗れてるんじゃん? 久しぶりに3時間も入ってしまいました。

その日の夕方

30分だけごきげんな時間を楽しもうと、いそいそと海へ。 あれれ? ちょっと波がなくなってる? つい1時間前に見たときより、あきらかにサイズダウンしているようです。 ピークもしぼられているのか、ポイントポイントに密集しているような。

引地川河口の混雑をさけて、銅像前に入ります。 セットが過ぎるのを待って沖へ向かうと、ノードルフィンでゲットです。 

アウトにきてみると、浜から見るよりサイズはしっかりあることがわかりました。 あいかわらず、セットは頭ぐらいあります。 

ところが波が厚く、どうも乗れません。 ごきげんな時間をさくっと楽しむつもりでしたが、そうはうまくいかないようです。


そうこうしているうちに潮の流れで、いつのまにか引地川河口にいました。 この辺はうまそうな人でいっぱいです。 

とにかくじゃまはしないように、1本乗ったらそのままあがっちゃお

そんな気持ちでポジションをさぐります。


でっかい波がきました。 ぼくがいる場所より沖で割れそうです。 一人がテイクオフしました。 くずれそうな急斜面を左にかっとんでいきます。 

う〜ん かっこいい


次のセットがきました。 やはりぼくの沖でテイクオフした人がいます。 見た目には90度って波の斜面で劇速にカットバックしていきます。 

すっ すげぇ

たるい波でカットバック風なことをして沈没して、それでもちょっと満足してた自分が情けなくなってきました。

ここはあきらかに場違いだ。 じゃましたらいかん。

セットのでかいのは乗り切れる自信がないので、少し下がっていたいところです。 近くにスキンヘッドの真っ黒なおじさんがいます。 うまそうです。 じゃましたら怖そうです。

ああ、こっちは派手なウェットのお兄ちゃん。 うまいんだろうなぁ 離れてよっと

もはや乗れる場所にいれるはずがありません。

中途半端な波にトライして失敗、ミドルで振り向くとセット到来。 ラインナップとぼくの間で波がブレイクしています。 これをかいくぐりながら、沖からテイクオフしてくる人をよけるモチベーションはもうありませんでした。

ボードを浜に向けて退散です。 


いつかこのセッションに参加できるようになりたいです。 


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ボードを売って引地川

鵠沼 引地川河口
くもり
もも
スプリング


朝3時半 目覚ましが2時間45分しか寝ていないぼくに、おかまいなく鳴り響きます。 いつもだったら、うだうだするのですが、今朝は跳ね起きます。 売りに出していたボードを買ってくださる方が決まり、今日はその引き渡しの日なのです。 待ち合わせは4時です。

愛車のキャリヤに、ハードケースに入れたボードを積み込み、取引現場へ向かいます。 たぶんここではないだろうかと思う駐車場に到着すると、奥の方に闇にまぎれてウェットスーツを着た人が二人。

「あの人たちだろうか?」

そう思いながら、ビーチクルーザーを駐車場にいれます。 あっ 間違いありません。 なぜなら、お札を持った左手をかかげながら小走りで近づいてきたからです。

「46さんですか?」 

「そうです Yさんですね? まずは現物を確認してください」

ハードケースから出されたBill Johnson をみていただき、ご満足のようす。 無事取引成立です。 一緒におられたお友だちに、当ブログへの応援の言葉もいただき、まことにありがとうございました。


さて、家への帰り道。 潮風の通り道から湘南海岸公園に入り、波をチェックします。 なんと銅像前あたりが無人できれいに割れているではありませんか。 しかもここのところの小波続きより、ほんの少しですがサイズアップしているように見えます。

急いで帰って用意をし、タブレットにしようか悩んだのですが、結局ファンボを持ってきました。 銅像前よりよさげに見える、引地川河口に入ります。

サイズはもも。 ももだって久しぶりなのでありがたい! 海面からほんの少しだけ盛り上がったうねりを追いかけるのは、もうたくさんです。

5mおきに1列にラインナップしています。 まずは1本目をグーフィーでライド。 うん 波だ! 

次もグーフィーで。 っと、となりのにいちゃん前のりだよ〜 ワイプアウトしたところで気づいたようで、笑顔で手をあげられました。 こっちも笑顔でうなづきます。

またまたグーフィー。 テイクオフしようと足を引き込もうとしたところで、左からおねえちゃんがこっちへボードを向けます。 え〜 こっちかい? と思いながらボードを下げました。 反対じゃないかぁ?

またまたグーフィーですが、今度も前のりされてます。 あ〜あとボードを右に向けると、年配のロンボさんが遠くからこっちに向かってくるような・・・ と思ったらあっという間にぼくらは急接近!

「あぁあぁ〜」

だぁめだよ こっちきちゃあ といった感じの齢を重ねた余裕の嘆き声。 ボードから降りて、はっしとボードをつかんで衝突を回避。 先輩はインサイドまで滑っていきました。

「すいませんでした!」

ボードから降りてこちらを振り向いた先輩に謝ります。 しかし、とっさの時にこんな避けかたしかできないようでは、問題ありですね。 反省の上、善処いたします。

謝ったり謝られたりしながら、久しぶりのももサイズを楽しんで、出勤に向けて家に帰りました。 シャワーを浴びながらスプリングを脱いでパンツを下ろそうと指をかけてびっくり。 インナーパンツではなく、普通のパンツ(ボクサーパンツ)じゃないですか。 はき換えるの忘れてました(^_^;) なんの違和感もなかったなぁ。



7月8日にサーファーにSUPが衝突し、サーファーが死亡するという事故がありました。 みなさま、くれぐれも周囲の確認と己れの技量の認識を怠らないようにお願いいたします。 ご冥福をお祈り申し上げます。








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メローな引地川と殺伐とした銅像前 56回目のサーフィン @鵠沼



2013/12/22
引地川河口
晴れ
もも〜腰 セット腹
セミドライ ブーツ

まだ夜明け前の薄暗い海。 すでに何人かのサーファーが、波の割れるところに集まり沖を見つめている。 ぼくはひとかきひとかき、ゆっくりと彼らに近づき、やがてひとつになった。



今年の元日に初日の出サーフィンをしようと思っていたのに、前日の大晦日の夜に発生したノロとおぼしき症状のおかげでサーフィンどころでは、なくなってしまいました。

そのころは、初日の出サーフィンって寒いんだろうなぁ と思っていましたが、まああと1週間ほどでお正月。 寒いと言えば寒いけど、セミドライを身にまとえば、なんともないですね。 しかも今日からブーツもはいちゃいます。



ブーツといえば、去年初めてブーツをはいたときは、テイクオフできなくて、あせったものでした。 今日はどんなもんでしょう。


薄暗い中にいたのは、ここにくるとたいていいるロングボーダーさんたちでした。 波は割れにくく、ショートボードだとセットしか乗れそうもありません。 

セットがやってきました。 ロングボーダーさんたちが、波が寄せてくるたびに減っていきます。 

「よし これ俺の波!」

今日一発目の波にトライします。 あっさりテイクオフして斜め左前へ。 よしよし、ブーツの影響まったくなしだ。


しばらくこの場所で波とたわむれたのですが、わかったことがひとつあります。 今日はBill Johnsonのショートボードです。 以前からテイクオフが早いのはわかっていたのですが、ほとんどロンボとおなじぐらいの位置で待てます。 

とはいえ、セットしか乗れないことには変わりはなく、そのセットもロンボさんたちとの取り合いはきびしいものです。 ロンボさんと同じ波をパドル。

「お願い! グーフィーに行っちゃって(願)」

遠慮してくれたのか、ロンボさんは左に滑って行きます。 ありがと〜 レギュラーいただきました。

しかし、左右にはさまれてしまっては、どうしようもありません。 ここは引くしかない〜

こんな状況では、なかなか乗れません。 なのに今日は仕事があり、海に入っていられるのは8時まで。 すでに残り1時間ありません。 銅像前の方を見ると、ここより波が割れているように見えます。 あちらに移動しましょう。



たどり着いた銅像前は、割れる波が多いのですが、遠くで見ていた以上に人がいて、ピークに集中しています。 とりあえずピークの集団のはじっこにポジションします。

ピークでの波の取り合いは、とても参加できるものではありません。 しかしそれだけではありません。 そこから乗ったうまい人が、ぎゅいんぎゅいん横に走ってきます。 さらに時折、じゃまをしてる人に声をあげたり、前のりしてる人に中指たてたりしています。

う〜ん 怖いぜ(笑)

そんな人たちのじゃまにならないように、残りの時間をはじっこでこそ〜っと遊んできました。


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1万円のボードと6万円のボード 48回目のサーフィン @引地川河口



10月の3連休の最後の日の湘南です。 かつて、ぼくがマジックボードと呼んだ1万円の中古ボードをかかえて、サーフビレッジの前から、どこに入るか考えています。 引地川河口が、人が少ないのであそこにしましょう。

なぜ今日この1万円のボードを持ち出してきたかというと、このボードは買った瞬間の評価は高かったのですが、前後のバランスが悪い気がして、すぐに使うのをやめてしまいました。 半年たって成長した今、本当のところこのボードはどうなのよ? ってことで見極めてみようと思い立ったのです。

堤防の横から海に入ります。 潮は引きに引いていて、ずっとももぐらいしかありません。 楽々ウォーキングゲットです。 波は、ひざからももしかありませんが、右にきれいに割れていくので、うまくすれば横に走れるように見えます。

沖についてボードにまたがると、いきなり前につんのめってボードから落ちました。 恥ずかしいっつうの・・・ これです。 前が薄く、後ろが厚いので、前後の浮力に差があり、めっちゃバランスが悪いのです。 しかし、このボードは、ショートボードで始めて横に乗れたボードなのです。

もう一度落ち着いてボードにまたがります。 わかっていれば大丈夫。 ノーズを沈め気味にして、波を待ちます。

さて、実際に波にトライしてみると、まったくうまくいきません。 6'3でレールはボキシーなのですが走り出しが遅いのです。 しかも波をつかまえても、立った時のバランスも悪く、うまく波に乗れません。 はっきり言えます。 このボードはダメです。

海に入って30分で、早々に切り上げて駐車場に戻ります。 今日のもう1枚、プレセボタブレットに取り替えましょう。

実はこの2枚を持ってきたのには、もうひとつわけがありました。 ぼくのタブレットは5'10なのですが、このサイズでは今ひとつタブレットの優位性を感じられず、6'以上にしておけばよかったなぁと、じゃっかん後悔していたのです。

タブレット自体は気に入っています。 どうすればよいのか? 今より長いタブレットにすればよいのです。 例によってブックオフめぐりをしたのですが、タブレットはまったくありません。 ヤフオクで発見した6'2のタブレットも、スマホから入札がうまくいかずに落札できず・・・

もうこうなったら自分でつくるしかない!

ウレタンフォームを芯にして、FRPで巻いた車のスポイラーを以前作ったことがありました。 ですから様子はわかっています。 素人がいきなり乗れるボードをつくれるとは思っていません(実はつくれると思ってる)。 でも、いつかはつくるんだろうなって思ってました。 その日が案外早く来そうになっただけです。

じゃあつくるにあたって、あのマジックボードはどうだったのか試してみたくなったのと、短いけど浮力のあるタブレットと比較してみたいなと思ったわけです。 


1万円のボードをかたづけて、6万円のボードを持って海に戻ってきました。 入って30分で、そうそうに姿を消したおっさんが、タブレットをかかえて戻ってきましたよ〜 

早速波にトライ。 パドル。 ボードが走り出す。 うわっ 全然違う! ボードに立つ。 1万円のボードと違い安定している。 こんなにも違ったかぁ

今現在、3枚のショートボードをもっています。 6'3の1万円の無名ボード。 6'2のBic。 5'10のプレセボタブレットです。 テイクオフの早さは、一番短いですが、ファットでワイドなタブレットに分があり、Bicは長さでおぎなって、ほんの少し劣る程度。 1万円ボードは今日乗ってみて大きく劣っていることがわかりました。 家の中でイメージトレーニング用に確定です。


タブレットいいなぁ と惚れ直したところで、以前から課題だったタブレットでのドルフィンですが、間違ったやりかたかもしれませんが最近「いいね」と感じているドルフィンスルーの手順について書きます。

波が近づいてきました

  1. いつも手をつくところより少し手前のレールをつかんで左足をデッキパッドに乗せます
  2. ボードを自分の後方(浜の方)へ少しずらします
  3. 腕を伸ばしてノーズを沈めます
  4. 右足を天高く上げながら、左足をけりこみ、ボードを斜め下前方へもぐらせます
  5. ボードに胸をつけて波をもぐりぬけます


2つ目の工程で沈みづらいタブレットを沈みやすくして、4つ目の工程でボードと体の位置関係を戻すとともに、波にひきずられやすいテールを完全に沈めます。 テールを斜め前にけりだすことによって、ノーズがあがるとともに、水面へ上がる向きに速度が生まれます。 すると浮かび上がった後にパドリングにはいりやすくなります。

何発もドルフィンして、もう身動きがとれなくなったときには、静止状態からもこれをくりだします。 結構いけます。 おっさんは疲れやすいんです!




サーフィンらしきことを始めて1年間。 もう少しこうすればよかったと後悔していることがあります。 横に乗りたい横に乗りたいと言いながら、まっすぐテイクオフばかりしていたことです。 

はじめはそれでも仕方ないと思わなくもないのですが、横に乗るには、「猛烈に横に乗ろうという意思」が必要な気がするのです。 

まだ始めて間もないから・・・
ダンパーで横にはいけないから・・・
小波だからテイクオフがせいいっぱい・・・
大波だからテイクオフがせいいっぱい・・・

こんな言い訳を胸に抱えて、まっすぐテイクオフばかり繰り返してきた気がするのです。 これではだめだと、ここ1ヶ月ほどでようやく気がつきました。

行きたい方向に視線を向ける。 わかっているけどまっすぐ見てました。 横に乗るには、猛烈に行きたい方向を見なければいけないのです。 

そうしているうちに、今日、テイクオフする際、腕をのばして上半身を起こすときに、曲がろうとしている側の腕に重心をずらして、ボードを傾け始めている自分を発見しました。

そうしようと思ってやったわけではありません。 いつのまにかそうやっていました。 猛烈に横へ行こうとする思いが、全身で横へ行こうと勝手に動き出したのでしょう。 おかげで、ボトムに降りてからターンして、くずれかかる波にボードを乗せるところまでいけました。 そこでワイプアウトなんですが、まあダンパーだから仕方ないでしょう(笑)



朝のうちはウォーキングゲットでしたが、だんだん潮があがってきて、ドルフィンをしないとゲットできなくなってきました。 波数が多くて沖へ出るのに、4〜5発ドルフィンをしてようやくラインナップに到着。 ふえ〜 息を整えながら、つばをぺっとはきだしてびっくり。 タブレットの真っ白いデッキが真っ赤になりました。 血です。

軽くパニック。 口のまわりに手を当ててみると、鼻のあたりから出ているようです。 うわぁ なんで? 

吐くつば吐くつば、真っ赤です。 これは一度、陸に戻るしかない。 せっかくゲットしたけれども、すぐさまUターンです。 鼻血をたらしながら、手ごろな波にテイクオフ。 見ないで〜


浜に上がり、車に戻ることにします。 サーフビレッジの横を抜けて駐車場へ戻るとき、鼻にティッシュをつめた5〜6歳の男の子とすれ違いました。

「おじさんにもティッシュをおくれ!」


 


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予感 43回目のサーフィン @引地川河口



引地川河口
晴れ
腹〜胸 セット肩
ラシュガード サーフパンツ



海水浴規制が終わった9月1日の湘南です。 サーフビレッジの横をぬけて海へ出ると、オンショアガタガタの波情報通り。 小さな波がいくつも押し寄せ、インサイドは真っ白なあわ風呂のようになっています。



あわあわの白い世界を通り抜けて、たどりついたのはポヨポヨの沖でした。 ボードにまたがって波待ちしていても、まったく気が抜けません。 バランスをくずすと、浮力のあるプレセボタブレットは「スッポーン!」と、飛んで行ってしまいそうなので、近くに人がいるときは、しっかりつかんでいなければなりません。

波を選んで選んでテイクオフです。 じゃっかんくずれかけて、白いしぶきが体の両サイドではねていますが、こんなタイミングから、ゆうゆうフェースに戻っている人を見たことがあったのでまねっこです。

うまくテイクオフできました。 ボヨつく海面をこぎこぎすすんでいきます。 おっ いきなりのロングライドです(自分比)。

インサイドまで乗りついでワイプアウト。 立ち上がってみると、足がパンパンです。 茨城でひざを痛めて以来、筋トレを中止し、足をいたわりすぎたせいでしょうか? それとも、ボヨボヨの波のせいでしょうか?

ぼくの少ない経験上、沖から波に長く乗れるのは湘南がいちばんな気がしています。 今のライディング(そんな大それたものではなかったが・・・)は、非常に湘南らしいものでした。 なんだかうれしくなってきました。

その後もいんちきテイクオフを多用して、何度も乗ってはいたのですが、途中の右や左へのターンは、はたして意味があるのか実は疑問です。 左に波が続いていくから左にいっているのではなく、「左にでもいってみようか」という感じで左へ行っています。 まわりが見えてくる日はいつなのでしょう。

ただ、「もう少しで大きく変わる」そんな予感が最近はあるのです。

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