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楽しいレジャーが、悲しいことにならないように・・・
離岸流(リップカレント)について、もう一度勉強するべきなのかもしれません 海上保安庁によるリガン竜のページ

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ぼくだけのソチオリンピック



2週続けて16年ぶりだか20年ぶりの大雪が降った夜。 無駄な外出は控えるようにとの放送機関からの忠告をきかず、よせばいいのに町田まで飲みに出かけました。 帰りの電車は大丈夫? 止まってたら歩けばいいさ! 今夜は秘密兵器を持ってきたから。

普段は行列しているというイタリアンレストランは、雪のためかお客が少なく、のんびりおいしい食事とワインを楽しめました。 調子に乗ってると本当に帰れなくなりそうなので、早めにごちそうさま。 
駅に着くと電車は遅れているながらも走っていました。 急行という名の超どんこうの窓からは、まるで雪国のような町の景色がゆっくり流れていきます。

遅い・・・

あまりの遅さに嫌気がさして新百合丘で降りて歩くことにしました。 駅から離れ住宅街に入ると、歩く人の少なさから、雪は深いまま。 上りは思うように歩けません。 

下りにさえなれば・・・(にやり)

ようやく山の頂点を超え、ここからはしばらく下りが続きます。 そこでついにショルダーバッグから取り出された秘密兵器!

「クリアーファイル」(ドラえもん風に)

これを足にしいて、すい〜っと滑れば、あっという間に家に到着です。 

ずずっ パリパキッ

えええっ? あっという間に家に到着どころか、あっという間にクリアファイルは破壊されました。

だっ だめかぁ

降り積もったやわらかい深い雪では、まったく進まないようです。 踏みならされた部分を選んでも、エッジがないクリアファイルは、滑りたい方向を維持することはできず、踏みならされていない場所に突っ込んで終わりです。

片足で、つつ〜っと滑って帰る考えは、想像力不足だったことは否めません。 だまって歩いて帰ります。 うう 悔しい。


家につきました。 失敗したクリアファイル作戦をなんとか取り返したい! いや、もう家に帰ったんだから取り返す必要は無いのでは? そういう問題じゃないんだっ! おもむろにスケボーのトラックをはずしてデッキだけにします。 これ以上のものがあるでしょうか?

キャディバッグから取り出したカッパを着込んで、デッキを小脇に挟んで、まだ降り続く雪の中、家の近くの坂道へ向かいます。 ほとんど車の通らないその道の、かすかに残ったわだちにデッキをおいて、その上にのり滑り出します。

あれれ?

50センチほどすすんで止まってしまいます。 やっぱりやわらかい雪の上は進まないようです。 

何度か行ったり来たりを繰り返して、雪を締めたことによって、ようやく数メートル滑ることができるようになりました。 まあでもあれだね。 エッジが効かないね。 デッキのコンケーブが、滑りをよくする代わりに、エッジをたてづらくさせているようです。

その後、デッキをかかえてあたりを徘徊。 家の近所のあらゆる坂を試してみる、怪しいおっさんなのでした。


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サーフィンチャンプとの邂逅



確か2ヶ月ほど前になるでしょうか。 夏の初めの夜10時ぐらいに、近くの歩道でスケボーによる陸トレをしていました。 

時たま人が通ります。 そんな通行人が通り過ぎるのを待っていると、その人がいきなり声をかけてきました。 しかも英語です。

歩道を指差しながら、なにやらまくしたてています。 何を言っているのか聞き取ろうと、みけんに軽くしわをよせて聞き耳をたてていると、なんだか急にわかりはじめました。

「日本には大きい公園があっても、スケートボードをやる場所がないよね」

と言っています。 AFNを聞き続けて5年以上。 ぼくの英語ヒヤリング能力も、ついにここまできたかぁ。 と思ったら単に日本語をしゃべり始めていただけでした。

「こんなところでやっていても、うまくならないよ」

「いいのいいの 俺、サーフィンやってんだけど、それの練習でカービングさえできればいいんだから」

「おおサーフィン ぼくサーフィンの世界チャンピオンだったよ 14歳のときね」

「えっ! 世界チャンピオン〜?」
(世界チャンピオンとはずいぶん大きく出たね この外国人)

彼はMイケルといい、子供ころハワイに住んでいたそうです。 ハワイで行われたサーフィン大会で、14歳のときに優勝、翌年の同大会では、ディフィンディングチャンピオンの驕りからワックスを塗りそこね、ワイプアウトして大怪我をし、長いあいだ入院したそうです。

「22mの波から滑り降りると、時速90キロよ 海面はコンクリートウォールね」

(ほお・・・)

「肌で波を感じなきゃダメ スウェット?なんて着ちゃダメ」

(スウェット? ウェットのこと?)

「うまくなりたかったら、まずウエイクボードよ」

(あんなのから始めるやついるのか・・・?)

「ハワイはみんな貧乏だから、発泡スチロールの板で始めるのよ」

(ん? ウエイクボードはむしろ金持ちのスポーツ もしかして・・・)
「もしかしてウエイクボードって、日本で言うボディボードのこと?」

「そう言うの? そのボディボードで波に乗る感覚を覚えるのよ 日本人はダメ かっこつけてショートボードからやるでしょ」

(ぎくっ!(汗))


歩道の真ん中で話しは続きます。 ニューヨーク大学でヒッキーと友達だったこと。 おじいちゃんの代わりにキャサリン妃に会いに行って赤ちゃんを抱いたこと。 クリス松村にひ・・・ あっ これは内緒って言われたから内緒。 麻生副総理のナチス発言 etc


そろそろ夜もてっぺんになろうとしていたのでお開きに。 別れ際に、名乗り損ねていたので

「俺はSんごっていうんだ じゃあね!」

「See you!」

堅い握手。 不思議な夜の出会いでした。


本文と動画は、まったく関係ありません

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