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離岸流(リップカレント)について、もう一度勉強するべきなのかもしれません 海上保安庁によるリガン竜のページ

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いいところなし 60回目のサーフィン @鵠沼 マック前





2014/1/26
鵠沼 マック前
晴れ
腹 セット胸
セミドライ、ブーツ、グローブ、ネックウォーマー

強いオンショアが吹きつけています。 でもこの風は、9時には北風に変わるらしく、それまでのんびり待ってみようかな・・・

と思いながら海岸を歩いてみたのですが、がらがらのぐしゃぐしゃの海で、気持ちよく波に乗っている人が見えます。 乗れるじゃん。 チャンスじゃん。 急いで車に戻りましょう。

車に戻って、あわただしく準備を終えて海に向かいます。 今日はショートボードです。 銅像より少し江ノ島よりからエントリーです。


波が多く、ゲットがたいへんです。 このBill Johnsonは、本当に沈まないので、ドルフィンがまったくと言っていいほどかたちになりません。 しかも肩の痛みはあいかわらず・・・

最近の海は、すねかジャンクかどちらかといった感じで、久しく気持ちよく波に乗っていない気がします。 そして、ゲットに苦労しています。

「沖に出るのに30分かかっちまう!」

そう思えたころに、ようやくアウトらしきところに到達しました。 波は次から次へと、間だんなく押し寄せますが、ブレイクするところをとらえられません。 

それでもなんとか1回テイクオフ。 たるめをパンピングでパンパン。 

その後まったくとらえられず、波に翻弄される時間が過ぎていきます。 波が割れやすいミドルへ移動することにしました。

水が冷たい。 やっぱりグローブしてくればよかった・・・ 

そう思ったとき、波にあおられたボードを押さえようとした左手の甲に痛みが走りました。 冷え切ったところに、無理な力がかかったので、筋肉だか腱を傷めたようです。

うわちゃぁ こりゃまいった・・・

ボードに手をついて体重をかけると、かなりの痛みです。 これだから、おっさんは困ります。

だましだましやっている中、テイクオフに失敗して波に巻かれ、かなりインサイドよりまで流されてしまいました。

押し寄せる波。 痛む肩。 沈まないボード。 ヘロヘロです。 

気づくと、ぼくのまっすぐ沖側に一人のサーファーがいます。 ぼくの方を見て腕を振り、左にどけと合図してるようです。

おぼれかけてるの見られたかな? まあちょっと待っててすぐ横まで行くから。 そう思いながら、死ぬ気でパドルします。 肩が痛かろうが、心臓が破裂しそうが関係ありません。

なんだ死にそうだけどできるじゃん。 近づいたから胸もそらしてみましょう。 なんとかその人の横までつきました。 すると、

「じゃまだから沖へ行きな」



ジ ャ マ ダ カ ラ オ キ ヘ イ キ ナ

みやぶられたか・・・ 年上つかまえて、「沖へ行きな」という言い方はどうかと思うけど、まあじゃまだったのでしょう。 仕方ありません。 沖はいまいちなので、横へ移動します。


じゃまにならない程度移動して、みてろよこんちくしょうって思ってトライしますが、まあまったくもっていいところなしです。 なにも見せることができません。 

波情報にあった、「上級者、中級者ならなんとかあそべるでしょう」というのは、こういうことなんだなぁと、思い知らされるばかりです。


この日は予報に反して、午前中に北風に変わることはなく、ぐしゃぐしゃの海をあとにしたのでした。

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移住 59回目のサーフィン @鵠沼 スケパー前 



2014/1/19
スケパー前
晴れ
すね
セミドライ、ブーツ

「やばい! 湖じゃん」

引地川を渡る橋の上からほんの少しだけ見えた海を見てそう思いました。 でも今日は、いくら波がなかろうが、ここ鵠沼に用事があるのです。 

サーフビレッジの駐車場に車をすべりこませて、海に入る準備をします。 今日は波がないのがわかっていたので、ファンボしかもってきていません。

寒い 寒い

朝の寒さが体にしみます。 

サーフビレッジの横をぬけて海へ。 うわぁ どうすんのこれ? 超インサイドでつながった波が割れています。 割れているポイントも限られています。 全体的な人数は少ないのですが、人口密度はかなり高め。 しかたなく銅像前の集団に参加します。

波はすねです。 これはもうどうにもなりません。 しかもこの波を争う相手のほとんどがロンボです。 

テイクオフできないか、できてもなにもできない状態に嫌気がさして、どこかほかにいい場所がないかあたりを見渡します。 どうやらスケパー前の方が、波に乗っている人が多いような・・・ あっちへ行ってみましょう。

このままパドルでいきたいところですが、以前からの肩の痛みが、いまだに直っておらず、長い距離のパドルができません。 年をとると、痛めた部位の回復に、異常に時間を要します。 若いっていいな・・・ たぶんこの痛みは、すでに慢性化して、くせのようになっていると思われます。 直るのは暖かくなってからでしょう(T_T)

歩いて引地川まできて、川を渡るために海に入ります。 何気に河口はキレています。 にやにやしながら河口に入ってきたのですが、ここで笑いが消えます。 川の水が冷たすぎです。

グローブをしてこなかったことを後悔しながら、水の中に手を入れて、北風を避けていたのですが、ここでは水が冷たくて、入れても地獄、出しても地獄です。

2回ほどセットをつかんで、この地をあきらめます。 スケパー前へパドルします。 10回こいでは休み・・・ 10回こいでは休み・・・

到着したスケパー前には10人ほどが、小さい波をわけあっていました。 

ここでも、特筆すべきことはなにもありませんでした。 ただひたすらに小さいうねりが寄せてくるだけです。 なんとかこの小波でアップスンらしきことができないか努力してみましたが、せめてひざぐらいないことには、無理のようです。

約束の時間が近づいたので、海を上がることにしました。 17日ぶりの海は、なんにもなかったけど、まあ入れたからいいや。

ちゃっちゃか着替えて歩いて駐車場を離れます。 湘南に移住するための、アパートの下見にいくのです。

いつかは海の近くに住みたいと、サーフィンをやる前から思っていたのですが、それが少し早く実現することになりました。 いちばんの懸念事項である通勤ですが、片瀬江ノ島から会社の近くの駅までが1時間しかないことがわかりました。 

そして、今年の4月にせまった、現在住んでいるアパートの更新も移住を決断する大きな要因でした。 


この日は2件のアパートを見せていただきました。 1軒目は海まで600mほどの、静かな住宅街の中にありました。 小さな庭みたいなスペースがあるのと、値段の割りに広めのダイニングが魅力の物件です。

2軒目は、海まで300mです。 海までと言っても、海水に触れるまで300mです。 海感を得られるまでは200mです。 屋上から波チェックできます。 いや、それは言いすぎでした。 しかし、海は見えます。

屋上から海を見ていて決めました。

「ここに住もう」


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2014初乗り 58回目のサーフィン @マック前



2014/1/2
鵠沼 マック前
晴れ
もも〜腰 セット腹
セミドライ、ブーツ


今年もよろしくお願いいたします。

今から入る海に向かって一礼します。 2014年の乗り初めは、鵠沼にしました。 波はオンショアの影響を受けてまとまりがありません。 昨日、乗り初めをした人が多いせいか、今日のコンディションのせいか、日の出直前の海は、ほとんど人がいません。

「ヤッホー 銅像前を独り占めだよ(^-^)」

Bill Johnsonをかかえ海に入ります。

まとまりがなく、間断なく押し寄せる波は、簡単にはゲットさせてくれません。 あたりを見渡し、カレントをみつけ、横移動します。

ほとんど沈まないBill Johnsonに手を焼きながら、ドルフィンをくりかえしゲットを試みるも、なかなかアウトに出られません。 大晦日の5時間の入水で、肩の痛みはしっかり復活しています。 パドル力は70%に落ちています。

「やべ まじで今日無理かも・・・」

そんな思いが頭をかすめましたが、なんとかゲットに成功。 しかし相当江の島方向に流されています。

うねりに戻ってしまう波が多い中、割れそうな大きな波が近づいてきます。 沖で一人、喝采をあげます。 腹? もう少しあるか?

テイクオフに成功。 波の高い位置にいます。 

「ここをぎゅ〜んと、滑り降りるのか?(にんまり ただし少し不安)」

転ぶんだろうなぁ と思いながら、左にターンしながら滑り降りていきます。 

「おお 大丈夫そうだ」

無事に滑り降りて、波にまた戻れました。 ここから、小さくアップアンドダウン。 波が終わるぅ と思ったら、となりのうねりに乗ることができて、さらに左に移動。 かなりのロングライド。 30mほど先にいる集団の視線を感じながらプルアウト。 

今の場所いいじゃん! パドルでさっきの割れ目に戻ります。


太陽が顔を出してきて、2日だけど気分は初日の出。 今年も無事にサーフィンできますように・・・

だんだん人も増えてきたけど、なんとなくみんな岸よりでラインナップ。 滑り出す方向を振り返り振り返り確認しながら波を待ちます。

そこに、グーフィーの波接近。 これはいけそうだ! テイクオフ成功。 左に降りかけて、その先に4人ぐらい発見! これはなんだかあぶない・・・ ええい右に行こう(笑)

きゅっと右に向きを変えてみると、あらら案外こっちも行けそう。 もしかしてそもそもレギュラーの波だったのでは?と思うほど、フェイスが残っています。

しかしそのフェイスに太陽の光が反射して、まぶしいったらありゃしない。 いい感じに、ひざを曲げてターンできていたのに、目がくらんでワイプアウト。 う〜ん残念。


2時間ほどして、おなかが減ったので休憩。 というか、そもそも今日は肩が痛いので2時間でやめるつもりです。 でも、ハムとおにぎりを食べてみると、もう少しやりたくなってきました。 あと1時間だけやってみよ〜


しかし、ぼくの肩はすっかり終わっていて、その後はまったくいいところなし。 アウトに出る元気もなくなって、ミドルでうだうだするも、ほとんど漂流者。 やめよう 無理はやめよう。 そう思いながら初乗りを終えたのでした。

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グーフィーにアップスン(仮) 57回目のサーフィン @マック前



2013/12/31
鵠沼 マック前
晴れ
もも〜腰 セット腹
セミドライ、ブーツ

2013年の締めくくりをするために、鵠沼にやってきました。 6時ちょっと前。 サーフビレッジの駐車場の開場待ちの車が1台しかありません。 年末でみんな忙しいのでしょうか? そんなことを思っていると、見慣れた駐車場のおじさんが近づいてきます。

「すいません 今日は平日営業で、8時半からなんです」

あちゃあ・・・ 仕方ありません。 向かいのコインパーキングに入れましょう。 

コインパーキングで準備。 いやあ寒い。 朝の準備でこんなに寒く感じたのは初めての気がします。 さっさとセミドライを身にまとい、小走りで国道を渡り海に向かいます。


東の空が、うっすらと明るくなる中、海に入ります。 まとまりがないながら、波予想よりも少々大きめの波がミドルで割れています。 そこまでに出るのには、ノードルフィン。 ついた早々いい感じの波をとらえて、レギュラー方向にニセアップスン。

うん いい感じ♪

ところがここからまったく乗れず。 肩の痛さから、思い切りパドルできないことが大きな理由でしょう。 筋トレと、前回のサーフィンで少々無理をしたことからか、クリスマスぐらいから右の肩甲骨の左上あたりに激痛を感じるようになり、4日ほど苦しみました。

「これは29日には海に行けない?」

と危惧されましたが、29日は前日の忘年会の影響でまったくの無気力おやじとなり休息。 30日にゴルフをしたことにより、痛みがすっかりとれたのですが、実際に海でパドルしていると、やはり調子は今ひとつのようです。



太陽が昇ってきました。 2013年最後の日の出です。 海面からあがる湯気が、寒さを証明しています。 




今日もピークの集団のはじっこにいるのですが、ここだとほとんど乗れません。 

「よし 思い切ってあの集団に入ってみよう!」

ピークに向けて少しずつ近づきながら波を待ちます。 まったくもって思い切ってはいません。

こぼれ波を拾いつつ、ピーク中のピーク的なところにたどりつきました。 向こうは知らないでしょうが、ぼくはここでよく見るうまい人たちの集団です。 ここでいきなり、その中のひとりのテイクオフをじゃましてしまいました。 すかさず謝ります。 

ああ、やっぱこんなところに入り込むんじゃなかった・・・ と、気持ちが萎えてくるのですが、ここでここから離れると、どんより〜な気分になるので、じゃまにならないように最大の注意を払うことを決心し、波を待ちます。


さすがにここには乗れる波がバンバンきます。 まとまりがないおかげで、ピークが左右にずれるので、ぼくにもチャンスが訪れます。 一発グーフィーでニセアップスン! おお グーフィーでは初めてだよ!

たぶんビデオに撮ったら、たいした上下動をしていないのでしょう。 でも、初めてニセアップスンができるようになってから、屈伸のリズムがようやくイメージできるようになっていました。 それがグーフィー方向での実現につながったのでしょう。


うまうま集団の中で、前乗りされたりしちゃったり。 周囲に気を使うのに疲れたので、潮の流れに乗って一度集団を離脱します。

今日は江の島方向にサイドカレントがあり、みんなポジションキープで富士山に向けてパドルします。 それぞれのタイミングが合うと、まわりにいる半数以上が同じ方向にパドルすることになります。

「なんだ この人たちは?」

と思いながらも、そんな人たちを見ると、ついつい自分も同じようにパドルしてしまいます。 ああ 魚の大群って、こんな感じで大群になるのかなぁ なんて思ったりします。

このあと、グーフィー方向のニセアップスンをもう1回実現。 結局感じることは、「とにかく波を降りきる前に向きを変えていれば横に乗っていける」ということでしょうか。 降りすぎて向きを変えたときは、波に戻ったときにスピードが無く、止まってしまいます。 

肩が痛くて帰ろうかと思いながら、ついつい5時間も海に入ってしまいました。 肩がバキバキになってきたので帰りましょう。 

サーフビレッジで、ウェットの上半身を脱ぎ水シャワーを浴びる

。 そのまま向かいの駐車場へ歩きながら、「すっかりワイルドになったなぁ」と思うのでした。 
 

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