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春一番? ジャンク 貸し切り



2015/2/23
鵠沼 海風のテラス前
くもり

セミドライ

日曜出勤したので月曜を代休にしたところ、春一番になるのではないかとテレビが言っていた通り、強い南風でどこもクローズアウトとの情報(+_+) 夕方の風の変わりに出動です。 クローズアウト中は、やはりえのすい寄りということで、最近よく行く松波には行かずに、引地川の東へチャリを走らせます。

銅像前は、どんどこ波がきて真っ白。 西部P前ぐらいなら、見てると行けそうです。 こんな日こそ、乗れそうなポイントにいないとダメそうなので、どこに入るか、しっかり検討します。

南風に運ばれてきた水は、いつもより冷たいのですが、気温が20度を越えてるらしいので、ネックウォーマーは無しです。 ドルフィンするたびに、背中に水がちろちろ入ってきますが、逆に気持ちいいぐらい。 けれども頭はじゃっかんキーンとなる感じがするのは、この冬初めて。

「あのブレイクしてるところを越えればOKだな」

と思ってから、なかなか前に進むことができません。 それどころか、セットをくらって、足がつくところまで戻されてしまいました。

「ありゃ? けっこうたいへんじゃん」

気合いを入れ直しパドルを続けたところ、ようやくアウトらしいところに到達したときには、海風のテラス前まで流されていました。

「あら 前のうちまできちゃった」

ここに入るのは久しぶりです。

荒れ狂っていた海が静まり始めてきた、といった感じのここら辺には誰もいません。 完全な貸し切り状態です。 ですがこんな状態なので、テイクオフしてちょっとすべるだけが精一杯です。 そんな中、新たなテクニックを発見?しました。

ボードが滑り出すのが遅れて、もうこれじゃ立っても波につぶされるだけって時に、ボディボード状態で、一気に斜めに滑り降りてしまうのです。 そしてボトムですっかり横向きになったところでスタンドアップ。 ずっこいけど乗れる本数が増えます(笑)

これを立ってできればいいのですが、立つという行為をしてると、絶対間にあわなくなってしまうのと、この急角度のグライドでボードを制御する技術は、まだ持ち合わせていません。

5時を過ぎた頃から、銅像前とえのすい前には、だいぶ人が増えてきました。 それでもこのあたりは近い人で50mぐらい離れています。 そんな彼らを見ると、ぼくよりかなりインサイドで待っています。

彼らをみならってインサイドに行ってみると、テイクオフできる回数が少し増えたような。 とにかく回数のってこのボードに慣れないと。


日が暮れてきて、風がオフショアに変わりました。 テイクオフのパドルの際に、ボードが切り裂いた水がスプレーになって顔にかかります。 波もだいぶまとまってきました。 乗れる距離もちょっとずつ長くなってきて、最高の1本が出ました。

レギュラーで、このボードになって、一番の距離を乗ることができました。 割りとまともなアップスンになっていたような気がします。 ただ、崩れる波を抜けきることはできませんでした。

1年の逆戻りは取り戻せる気がしてくる、春みたいな冬の夕暮れでした。

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1年2インチ



2年使えるサーフボード探しで選び出されたアルメリック ニューフライヤーは、ぼくにとって最適なボードだったのでしょうか? 正直、ぴんときた滑りができていません。 

思っていたより前足の位置が前で、ワックスが塗ってなくてすべったり。 テイクオフに向けてのパドリングの際にノーズが沈みすぎてしまったり。 ボードの前後のバランス感覚をつかんでいない感は否めません。

とにかく、まずこのボードに慣れなくてはいけない→そのためには数多くの波に乗ること→すいているところに入ろう

ということで、スケパー前よりも西側に通うことにしました。


2時間ほどのラウンドを重ねること4回ほど。 うーん、なんか乗れないぞ・・・

強オンショアでジャンクだったり、ショルダーが張らない日もありました。 でも、そんなに悪くない日もあったはず。 なのに、まともな1本がきません。 ぼくの言うところのまともな1本とは、3回ほどアップダウンすることです。


今日こそは
決めてやるぞと
日曜日

日の出を待って、海へ入ります。 すいてるね、こっちは。 思う存分乗ってやるぞい。

けれども横へ進めません。 ていうか、できてテイクオフのみ。 こんなはずじゃないのにと戸惑っているうちに、あっという間に2時間経過。 あと少しだけ、と思ってやっていると、おじさんの邪魔をしてしまう。 謝っているのに睨まれる。 ごめんってば。

なんの成果も得られずに帰宅。 波はこれから小さくなる予報。 今週もだめだったか・・・

ところが予報に反して、逆にサイズアップ。 4時過ぎに再度海へ向かいます。

波は腹ぐらい。 割れづらい上に冷たく強い北風が、ボードが滑り出すのを妨げます。 セットはほれあがって肩ぐらいなワイド。 うかつにトライして、何度か痛い目にあいます。 セットはやめておこう。

まあそれにしてもだめだ。 だいぶ、ボードのバランスはつかんできた気はするのですが、まっすぐしか進めません。 これは1年前に逆戻りだな。

そうか たった2インチだけど、2インチって1年分難しいんじゃん? 板って、短いということだけで難しくなるんだな。 前後のバランスの許容度が狭くなるもんな。

陽が沈みそうです。

耳がつめてぇ

インサイドで爆発したような音とともにブレイク。 飛沫がシャワーのように後頭部に降りかかります。


1年後戻りになったとはいえ、成長に伴ってボードを替えた結果のこと。 負けるわけにはいきません。

「こういう速い波のときは、とにかく進む方向を向いてテイクオフだ あと場所ね、場所が大事」

自分に言い聞かせて沖のうねりを見つめます。

グーフィーの波にテイクオフ。 ボードに立ち上がったときに、まだブレイクしていない盛り上がりが続いています。

「うおお」

久しぶりに残っていたショルダーに、軽くうろたえながらアップダウン。 インサイドにプカプカしてる人を視界の隅にとらえ、安全を確認。 2回ほど上下したところで、ボードはコントロールからはずれワイプアウト。

「きたっ きたっ きたっ」

ようやく波に乗れたことをよろこびながら、沖へ向けてパドルします。 その数分後、今度はレギュラーで横へ。 すぐ横の波は崩れかかっているけれど、ボトム付近は、暮れかけた蒼い空を映した、なめらかなフェイスが残っています。 このフェイスを高速アップスンで駆け抜ける。

ことはできず、早々に波につかまってしまいました。 いやでも感じは出てたんじゃないの? もう少し、もう少し。

冬の海でも熱いのでした。

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2年使うボード選び その5



2年使うボード選び おそらく最後の話です。

アルメリック ニューフライヤーの交換を持ちかけてきた方は、ぼくとほぼ同じときにニューフライヤー5'8を買ったのですが、浮力が足らずに困っていたとのことでした。 わざわざ鵠沼まできていただき、無事に交換終了です。

ぼくは、このモノトーンなニューフライヤーにふさわしい指し色は、オレンジだと感じ、デッキパッドをオレンジ色が入ったものを選んでいました。 交換されて、うちにきたニューフライヤーも、オレンジ色が入ったデッキパッドです。 すごい偶然だ。 選ぶボードが同じなら、デッキパッドにあしらう色まで同じとは。

早速、ワックスをぬって海へ。 波待ちでボードにまたがると、ふ~ん。 これが2インチダウンの結果かぁ。 思ったより変化がないぞぉ。 ただまあドルフィンも苦もなくできるから、大分違うのかなぁ。 きっとこれがぼくにとってのベストサイズなんだろうなぁ。

2年使うボード選びというミッションはこれでおしまいです。 すったもんだありましたが結局、メインのニューフライヤー5'8と修行用にパワークエスト5'8、そして波とたわむれる用のファンボの3枚体制になりました。

ミッションのしめくくりに、ノーブランドショートを辻堂ブックオフへ売りにいきました。 査定額はゼロ(@_@) 店員さんいわく「剥離があるので買取りの値段がつきません」とのこと。 それでもなぜだか1000円もらえました。 ありがとうございますm(__)m

それにしてもこのボード、買ってまだ半年ぐらい? もう剥離とかいうことになってるの? まあ、かなりなアウトレット品だったけど・・・ リセールバリュー的にも、安物はだめだね(+_+)


おしまい

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2年使うボード選び その4



2年使うボード選びの話の続きです。

パワークエスト5'8は、自分の実力には、まだ早いとわかりました。 さあどうしましょう? 選択肢は3つあります。

1. このままパワークエストでがんばり、ニューフライヤーは売る
2. パワークエストもニューフライヤーも持ち続ける
3. 5’8ニューフライヤーとの交換に応じる

1は、春のサーフィン検定で4級に合格する自信がありません。 しかし経済的にはおそらくいちばんです。 ただしニューフライヤーを失い、失敗感は絶大です。

2はリスクがいちばん低いですが、やっぱりあの浮力には納得できません。 タブレットのままでよかったじゃんって話です。

3は5'8がベストサイズなら最高ですが、パワークエストと同じ感じだと、かなりいやなことになります。 なんてったって、体積はほぼ同じですから決断もままなりません。

ああ でもなぁ あの浮力感がワンサイズでパワークエストなみに落ちるとも考えづらいしなぁ。 でも、ポリだと5'9もあるから、実際にはツーサイズダウンなのか?

やっぱり5'10保持で乗れる波増やすのが賢明かぁ?  いやいやあの波待ちの露出感はダメよダメダメ

5'8に交換してもらって、だめだったら売りに出すか? 良かったらパワークエストを売るっていうのもありだな・・・ いや、それもムダ感半端ねぇな


うぅぅぅん



悩むこと数日。 


「交換の件ですが、是非お願いしたいのですが、いかがでしょうか?」

ついに決断です。

つづく




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2年使うボード選び その3

「ぼくのニューフライヤー5'8と、交換してくれませんか?」


ヤフオクに出品中のニューフライヤーに、こんな問い合わせがきた話の続きです。

「うわぁ 一日遅い もうパワークエスト買っちゃったよ」

パワークエストを買う前だったら、渡りに舟といったところでしたが、もはや時すでに遅しです。 とりあえず連絡先だけきいておくことにしました。 まだパワークエストに乗っていないので、場合によっては交換もありです。

その後、おそらくこのブログを読んでくださってるかたから、「交換は規約違反ですよ」と忠告をいただいたので、オークションはそのままにしておくことにしました。


うまいこと理由をつくって、午前中を休みにして、パワークエストの初乗りを敢行。 波はトロ目のもも腰です。

波待ち状態でボードを全部沈めて、乳首とへそのまん中のちょい上。 望んでいた通りの浮力です。 これならドルフィン連発必至な日でも、なにも心配なさそうです。

実際の乗り味ですが、なんだかターンがうまくいかないような・・・ フロントサイドはひざがのびちゃってるし、バックサイドはボトムでひざを曲げたら、そのままストンと崩れ落ちちゃうし・・・ ワンターン未満で終わってしまいます。

これは今日の体調によるもの? そう考えられなくもないのですが、ぼくの実力がこのボードの浮力に追いついてない感も否めません。 「ぼく程度の初級者は、波待ちへそのボードがいいところ」 ぼくのお腹の下のパワークエストがそう言っている気がしました。


つづく


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