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離岸流(リップカレント)について、もう一度勉強するべきなのかもしれません 海上保安庁によるリガン竜のページ

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ミニが欲しいんだけど、サーフボード積めるのかな?

こんな不安から、ミニ購入をためらっている人、結構いるんじゃないでしょうか。 そういうぼくも何度か考え、その度あきらめてきました。 しかし今、その疑問にお答えしましょう。 なぜならミニを買ったからです!

ミニと言っても、Newミニの2世代目のクラブマン(R55)限定の情報です。

クラブマンはノーマルミニより240mm全長が伸びているそうで、通常状態でもトランク部分はそれなりの広さがあります。 ちなみにボディサイズは2代目フィットとほぼ同サイズです。

なぜフィット3がある今、比較が2代目なのかというと、フィット3は購入の候補にあがらなかったからです。 まだ中古でも高いですからね。

クラブマンはリヤシートを倒して荷室を広げることができます。 こうすることでショートボードならのせられるというネットの情報を見て、購入を決意したわけです。 実際にのせてみましょう。



荷室、かっこよく言うとラゲッジスペースに斜めに入れてみます。 ボードケースの先っちょが助手席の左に顔を出すぐらいです。 ちなみにボードは5'8のニューフライヤーで、ボードケースは6'3用です。 



荷室の長さは十分確保できたのですが、荷室後部左右にサスペンションのためとおぼしきふくらみが大きく張り出しているためにきっちりおさまらないのです。

これが初代フィットだと、すんなりのります。 フィット3がある今なぜ初代フィットかと言うと、サーフィンを始めたころに初代フィットをもっていたからです。 そのフィットは湘南移住を機に売り飛ばしたのです。 3万8000円でしたが。

車がなくても海には自転車で行けるし、休みの日のこのあたりの渋滞にうんざりすることもありません。 ちょっとした移動はバイクでいくので、ガチガチに混んでる七里ガ浜横の134号だってスイスイです。

そうは言っても車が無いのも不便はあります。 ゴルフに行っても会社のきたない車を車寄せにつけると、「業者は裏にまわって!」って言われます。

嘘ですが。


話しがずいぶんそれました。 

今回の遠征ではゴルフもやるので、キャディバッグを2つのせます。 この状態で後ろを振り返って見ると… 



後ろが見えない!

後ろが見えない不便さや危険さもさることながら、閉塞感が半端ありません。 これはダメです。

そこでキャディバッグの間のはさむようにボードケースをのせます。 運転席のシートから6インチほどはみ出ています。 これはジャマかもしれない。 運転席に座って確認してみましょう。

肩から腕にボードケースがあたっています。 でも悪くない。 いい風にとらえれば包まれている感覚です。 これでいってみましょう。

と以上がミニ(クラブマン)の車内にサーフボードを積むとどんな感じになるかの報告です。 6フィートぐらいのボードなら、ちょこっとはみ出してくる程度です。

上に積むとこんな感じになります。 



実は事前のチェックで運転席へのはみ出し具合が気になり、ルーフキャリアを買っていたのです。 ところが当日雨が降ってしまい、ボードケースをびしょびしょにするのもいやなので、車内にのせたというわけです。

このルーフキャリアはBMW純正品です。 すでに生産していないR55クラブマンですが、まだ純正品の新品が買えたのでよかったです。 専用だけにすっきりとしたデザインがお気に入りです。


今日の逸品はこれ


 


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御宿へ行こう その3


御宿へ来て4日目、サヤンテラスに来て3日目の朝です。 今日は海に入る予定ではなかったのですが、前日波に乗れなかったのと、昨日までの強烈なオンショアが夜のうちにゆるいオフショアに変わったようなので、ひとり早起きです。

4時20分にアラームで目を覚ましました。 カーテンを少しだけ開けて海の状態を確認します。 まだ暗く、東の山の向こうの空がうっすらとオレンジ色に染まって、濃いブルーの空と溶けあっています。 



あれ? 小さくなり過ぎか? まあ上から見ると波は小さく見えるからね。 ちょっと早く起きすぎたかなぁ まだ暗いんだなぁ 

もう少し寝よっかなぁ なんてこともよぎりながら、ゆったり準備を始めます。 まだウェットが乾ききっていないので足が通しづらい。

ダラダラしてたらみるみる外は明るくなっていました。 すでに遅刻感すら漂っています。 嫁も起き出してきました。 行ってきます!

テラスにいたホテルのスタッフと朝のあいさつをかわしてビーチに出ます。 やはり上から見るのとは大違い。 肩セット頭です。 よさそうなところをめざして海に入ります。

波のサイズは昨日と同じぐらいですが、数が少ないおかげで苦労することなく沖に到着しました。 見渡す限り誰もいません。 贅沢な海です。 湘南だったらこれだけのサイズがあれば、平日のこの時間でもわんさかいます。

このへんでは、この程度の波はあわてて入ることもないのかもしれません。 強風のなごりで、面は小さくガタガタしてるし、基本的に速い波です。

おかげで乗れそうで乗れません。 テイクオフしかけたところで一気に崩れる波からよけることを繰り返します。 スイスイ横に滑っていくイメージをふくらますだけふくらましてきただけに、少々あせりすら感じてきました。

そんな時にようやくテイクオフに成功しました。 ただしなかばブレイクした波に押し出されるように乗ったので、バランスが崩れ気味です。 

崩れながらも左に滑り降り、ボトムで軽くターン。 波に戻ったところで強制的に返されるように、また波を降りていきます。 自分の意思でコントロールしている感が希薄です。 そのあとはなにもできずなに起こらず、モシャモシャのスープに呑み込まれました。

アワアワの海面から顔を出してサヤンテラスの自分の部屋を見ると、ちょうど部屋の奥から嫁が窓辺にやってきました。 ということは今のは見てないんだな。 ボードを沖に向けてさびしく戻ります。

今のでそこそこの距離は移動したようで、堤防にぐっと近づいていました。 テトラポットに打ちつけて砕ける波に怖さを覚えます。 離れましょう。 御宿海岸の中央方向へ移動します。

目印のブイまできてひと安心。 ボードにまたがって波を選びます。 きました。 ちょっとワイドっぽい気がしますがいってみましょう。 盛り上がりせまる波をちらちら観察しながらパドル。 持ち上げられて押し出されます。

今度はうまく立ち上がれましたが、進みかけたグーフィー方向がブレイクしてきます。 これはいかんとそこから右へターン。 ひざを落として顎をあげて見上げた波が向こうからも崩れてきます。 仕方ないのと、これ以上なにかする技もなぃので波の向こう側へダイブ。 


もう少し中央よりがいいのかな? そう考えてさらに中央方向へ移動しました。 ふと気づくとブイよりずいぶん沖に出ています。 移動の途中でカレントにのったのかもしれません。 

「やばい 嫁が見ている前で、このまま流されていくのか?」

海で感じる久しぶりの恐怖感です。 戻ろう戻ろうブイのレベルまで戻ろう。 あわてずゆったりパドルします。 沖に流された時の戻りほど進みが遅く感じることはありません。 大きい波こないかなぁ 後ろをちらちら確認しますが、割れるほどの波は来ません。

それでもどうにかブイのレベルまで戻ってくることができました。 ふぅー疲れた サヤンテラスの窓を見ると、嫁がなにも知らずにこっちを見ているように見えます。 よかったね だんなが流されなくて


海に入って1時間以上たっています。 

そろそろ帰らなくちゃ朝食の時間だよなぁ でもまだ2回しか乗れてないよ 

そんなことを考えている時にちょっとタルそうな波が入ってきました。 乗れたらロングライドできそうです。 タプっとした感じで盛り上がったタイミングでボードが押し出される感触を得ました。 まだ完全とは言えませんがこれは最後の大チャンス!

無理矢理立ち上がろうと両肘を伸ばして足を引き込もうかとしたところで、ボードに勢いがなく左にぐにっとバランスをくずして水没してしまいました。 うわーヽ(´Д`;)ノなんてアホなことを

とその瞬間の動画がこれ



やはりたるいですが、左に大分いけそうな波でした。 きっちり2分は自分を罵ります。

その数分後。 もう本当に帰らなくちゃと思っているところでテイクオフ成功です。 ザバザバ崩れてくる波から逃れようとするも行く手もブレイク。 

雪崩のような白波が重たく足を絡めとり、ぼくを海中へと引きずり込むのでした。











 



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