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楽しいレジャーが、悲しいことにならないように・・・
離岸流(リップカレント)について、もう一度勉強するべきなのかもしれません 海上保安庁によるリガン竜のページ

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ひどい雨は優しい雨


朝から降り始めた雨が次第に強さを増してきました。 風も吹いています。 波予測だと夕方から明日の午前中まで、かなり波があがるようです。

現在、都心の地下施設の工事現場に入っています。 午後3時、休憩に地上に上がってきた仲間が、作業場所に雨水が入りこんできてひどいと言っています。

みんなが地下に戻っていってほどなく、様子を見にぼくも地下へ向かいました。 地下への入口は、床に大きくあいた開口を単管パイプで仮の屋根をつくり、そこから足場を使って降りていきます。

仮の屋根には水が溜まり、そこから水道の蛇口をひねったように水が流れ出ています。 資材を下ろすための開口からも、地上に溜まった水がどんどん流れ込み、下へ垂れています。 ダダ漏れです。

地下2階では別の業者が作業していました。 そこにも雨水は垂れてきています。 小さな滝の裏にまわったようです。 滝の裏で働いている図は申し訳ありませんが滑稽です。

地下3階まで降りると仲間が作業していました。 でもそれは本来の作業ではなく、溜まった雨水を集めて処理をするものでした。 この階は上の階ほど滝の裏感はありませんが、すべてのものが濡れています。 高価な電動工具までもです。

「休憩から戻ってきたら、くるぶしまで水が溜まってましたよ」

自嘲気味に話す仲間。 それから考えればだいぶ水は減っていますが、普通に作業できる状態ではありません。

「こんなところで いい仕事はできないよ」

「そうだね 今日はもう上がろう」

いつもより1時間早く現場を出ると、会社に戻ってきたのはちょうど5時を知らせるチャイムがなっている時でした。 今日は早く帰れるじゃん( ̄▽ ̄)ニヤリッ

波情報をチェックすると、湘洋中前は「ジャンクでほぼクローズ」となっています。 ですが、えのすい前はセット肩で、数名入っているようです。 ようしこれは久々のえのすい前だな!

いそいそと会社を出て駅に向かいます。 今は梅雨なのでバイクではなく電車通勤です。 風はまだ強く吹いていますが雨はもうやんでいます。

電車に揺られながら、ツイッターで呟きます。

そのつぶやきに応えてくれたかのように、フォローしあっているももさんから 動画つきのツイートが。

う〜む やめておくか

明日の朝に入ることにしました。 おそらく頭は残るでしょうから、今年初のパワークエストの出番です。 古いワックスをはがして塗り直しました。

翌朝です。 4時です。 スマホのアラームに起こされるも、眠くてたまりません。 もう1回寝てしまおうか そんな気持ちが11割方で波情報をチェックします。

肩セット頭

すくっと立ち上がります。

海です。 でかい波が押し寄せています。 人はまだ100mに1人ぐらいです。 どこへ入るか波を見ながらストレッチをします。 どこでも同じかなぁ とにかく沖に出やすいところから入ろう。 潮の流れを観ながら海に入ります。

沖へはなんなく出ることができたのですが、まったくテイクオフできません。 大きくても厚くて割れないか、割れる時は急激に掘れあがって割るので危なっかしくて近づけません。 そんなのに翻弄されていると、自分のいる場所より沖で割れたりしています。

出勤前なので時間がありません。 50分で立てたのはたったの2回。 しかもどちらもほんの一瞬のできごとでした。

その日の夕方です。 波情報をチェックすると、まだセットで肩ぐらいは残っている様子です。 そそくさと家に帰ります。

「海行くの?」

普段より早く帰ってきたぼくに嫁が声をかけます。 察しがいい。

「うん 行ってくる」

自転車を押しながら国道を横断して防砂林の間から見えてきた海を見てつぶやきました。

「波ないじゃん…」

セット肩どころか、やっと腰です。 せめてブルアントならよかったのに、持ってきたのは朝と同じくパワークエストです。 

だらだらっとラインアップしている人たちの大きなスキマに入り込みます。 ボードの上で腹ばいになって見る波は、浜から見るより大きく見えて、少しだけ残念感が薄まります。

ところがいくつも押し寄せるこの小波たちは案外遊べて、人が少ないのもあいまって何度も何度も乗ることができます。 たいていゴニョゴニョしつつも結局まっすぐ進んでいるだけなのですが、ときには横にも進めます。

そんな中わかったこと。 小波でも案外パワークエスト楽しいじゃん! ってことです。

朝は50分で2回。 夕方は25分で10回以上。 赤い夕日に包まれながら満足気分で家に帰るのでした。




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夢とサーフィン


ぼくは割とよくサーフィンをしている夢を見ます。 「ああ、また夢の話か」 なんてことはおっしゃらないように。

たいてい夢の中のぼくは、とても上手に波に乗っています。 波を上下し、苦手なトップターンもくるっとこなすのです。 この前、ちょっと変わった夢を見ました。

その夢は海ではなく、芝生の斜面の上でサーフボードに乗っているのです。 ゴルフ場の法面でサーフィンしているような感じです。

しかもただ斜面を滑り降りているのではありません。 斜面を横に、上下して進んでいるのです。

進んでいるぼくも多少これはおかしいなと感じてはいます。 「フィンは折れないのか?」そう考えています。 ですがフィンがあったら地面に食いこんで進まないでしょうから、フィンは外しているのかもしれません。

ボトムでレールを入れて、いやエッジを効かせてか? とにかくきれいにターンして斜面をあがり、おそらく肩ぐらいの波程度のところでトップターンしました。 

普段ヘタッピなレギュラーのトップターンですが、うまく決めています。

「こんな感じなのか」

体重の移動やターンのきっかけが体に刷り込まれるように腑に落ちています。 今度海に行った時はきっと上手くいく。 そう思いながら徐々に覚醒していったのでした。


その夢を見た時の「わかった感じ」は今はもう欠片も残っていません。 


現実世界ではここのところいい波がきていません。 5月の終わりごろにかなりいい波に出逢えましたけどね。 それっきりです。

辻堂に引っ越してから全然行っていませんが、銅像前にはすでに白杭が立っています。 もうじき本当の夏ですね。





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